未経験でも20代でのIT業界転職を推したい理由

未経験IT業界転職がおすすめな理由

最近ではIT業界がますます注目を集めていて、未経験からIT業界にやってくる人も結構いる。

新卒でも3分の2以上の学生がIT業界を視野に入れて就職活動しているそう。

IT業界への転職というと真っ先にITエンジニアやデザイナーへの転職が頭に浮かぶかもだけど、それ以外にも魅力的な仕事は実はたくさんある。

とはいえ、実際に自分がIT業界に転職するとなると難しそう、不安と思う人も少なくないんじゃないかなと思う。

なんとなくIT業界いいなーと思ってる人も、自分にはIT業界難しそうだから無理だと思ってる人も、IT業界の中にいる人からみたIT業界を知って欲しい。

この記事では、技術職に限らず未経験でのIT業界転職がおすすめな理由について紹介するよ。

未経験からでもIT業界転職がおすすめな理由先にまとめ

  • IT業界は未経験からでも歓迎の新しい職業が多い
  • 若くても「成長の機会」をつかみやすい
  • 市場価値が高く将来性がある

猫の手も借りたいIT業界

昨今いろんなところで言われてるけどとにかく人が足りない。

求職者に対する求人の割合がいわゆる有効求人倍率なんだけど、2023年の5月時点で全国平均が1.3倍。IT業界は6.1倍なのすごくない? 求職者ひとりを6社が取り合ってるような状況なんだよね。 img.png

当然、未経験者でもやる気で勉強してくれそうな人ならぜひ来て欲しいって感じ。

ITエンジニアやデザイナーなどの専門職だけじゃなくて、IT業界にいる自分も初めて聞く職種があるくらい、新しい職種がたくさんあるのも魅力。

これまでその職種一筋という人も当然いないので、未経験からでもチャンスがあるよ。

例えばこんな職種がある。自分の周りでも不動産営業からカスタマーサクセスの仕事をしている人や、メーカーの品質管理からQAになった人がいるよ。

カスタマーサクセス

顧客の成功を支援する仕事。製品やサービスの導入から利用後のサポートまで、顧客の目標達成に向けた継続的な支援を提供する。

QA

ソフトウェアの品質管理をする人。エンジニアが作ったソフトウェアの品質を確かめるためにテストの計画をしたり、実際にテストをしたりする。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトの計画、実行、管理を担当する役割。組織的なスキルやリーダーシップ能力が求められる。

成長の機会がある

突然だけど、あなたの考える「成長の機会」ってなんだろう?

自分が考える成長の機会は、「自分で何かを決める機会」だと思ってる。

いくつかある選択肢を比べて、このやり方で行こうって決める時、自分ひとりにしか関係のないことであればよくあると思う。

でも5人のチームがその方針に従うとしたら?それが部署全体、会社全体に影響するとしたらめちゃくちゃ重い決断だよね。

こうした自分より広い範囲に影響する決定をする機会と、その回数がある環境かは自分が会社選びをする一つの基準。

国や会社に安心して頼りきれないからこそ、早く成長して働く場所を選べる立場になりたいと思う。

IT業界は会社も組織も若いから、手を上げれば「決める機会」はたくさんある。

そして、こうしたらうまくいくっていう業界の正攻法がまだないので、失敗してもそんなもんという文化があるのがさらに良い。

市場価値と将来性

お給料上がらないし、物価も上がってる。年金ももらえないかもしれない。将来への不安しかない20代、今だけじゃなくて将来性も大事だよね。

市場価値

IT業界ってイケてる・待遇も給料もよさそうって風潮あるけど、他業界と比べてどうか知ってる?

20代では実はそこまで他の業界と比べて平均年収が高い訳じゃないんだよね。 img.png

30代でじわじわ上がって img.png

40代でだいぶ上位という感じ。 img.png

でも企業によって給与テーブルが全然違うから、ぜひ高待遇企業を見つけ出してほしい。

あと現状の平均年収も大事だけど、今後どうなっていくか中長期的な目線で考えるのも大事。

上でも書いたけど、有効求人倍率を見れば明らかなように、人が欲しいという企業側の需要に対して労働者の供給が追いついていない状態。

需要と供給のバランスが崩れている業界は必ず需要に引っ張られて平均年収が上がっていくから、これまで以上にIT業界の平均年収は上がっていくことが予想できるよ。

将来性

IT業界全体が上向き続けていて、業界がさらに大きくなることはもう疑いようがない。 もし仮にIT業界以外で働こうと思っても、ITに明るい求職者は他業界でも引っ張りだこ。将来的なキャリアの幅も広がるはず。

まとめ

IT業界は絶賛爆速成長中で本当に多様なキャリアチャンスがあるよ。

未経験者でも挑戦できるポジションがあって、自分の頑張り次第でスキルや経験を手にできる。

また、自己成長の機会やキャリアの将来性も高い。もし現状に不満があるなら、未経験からのIT転職も検討して欲しい。

おまけ:未経験でのIT業界転職を成功させるために

最後に、転職を成功させるために3つの工夫がおすすめ。

どれも必須という訳ではないけど、これをやっている人とは一緒にIT業界を盛り上げていきたいと思うので成功確率めちゃくちゃ上がると思う!

まずは選考してもらってうまくいかないようなら試してみるでも良いかも!

1.経験が活かせるのはどんな企業・職種か考える

より正確にいうと、自分の経験が活かせると採用担当を納得させられるのはどんな企業・職種か考える。

実際に経験を生かして活躍できるかは入ってみるまで誰にもわからない。

未経験からの転職をする人に採用担当が求めているのは、「この人なら前職の経験を生かしながら、勉強して活躍してくれそう...!」という期待感なので、これまでこんなことを考えてこんなことをやっていた等、基礎となる考え方が企業や職種とあっていることが大事。

2.実績を作る

実績は、採用担当に安心感を与えるために大事。

口ではなんとでも言えるけど、実際にその仕事をしてみたら自分には向いていなかったとか入社してから言われたらめちゃくちゃ困らない?

実際に就きたい仕事に近いことをやってみたことをアピールすると、やる気や入社後のミスマッチが起きにくそうだなと思ってもらえる。

3.狙う業界・職種の人に書類・面接対策してもらう

選考してもらう企業に近い目線の人からアドバイスもらうのが一番。

あなたの経験を踏まえてもっとここアピールした方がよさそう、こんな質問来るかもだから対策した方がいいよ等、業界や職種ならではの目線でアドバイスもらえるといいね。

こんなのできないという人向け

上に書いたようなことができないという人は転職エージェントを使ってみて。

この先のキャリアに迷ってるというお悩み相談から、具体的な企業像、面接対策まで手伝ってくれるよ。

ただどのエージェントでも良いという訳じゃなくて、親身になってくれることが一番大事。

大手よりも中堅のエージェントの方がその傾向が強いからおすすめエージェントを紹介するね。

参考

  • https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kihon6/6kai/sanko3-6.pdf